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猫が自分で住む家を選ぶ? [猫の生活]

飼い猫は、自分の住む家がきまっています。

たまにプチ家出をしても、
最後は自分の家に帰ります。


しかし野良猫の場合は
自分の家がありません。

ですので野良猫は
エサが得られる近辺に居つくのが普通です。




寝る場所が近くにあればベストですが、
少々離れていても
エサを食べれるところまで通います。

エサが十分獲得できなければ
さらにエサ場を探します。


ある家で少しのご飯をいただいて、
次に別の家でまた少しのご飯をいただく。

こんな生活パターンの野良猫は珍しくありません。



中には家の人と非常に親しくなって、
家の中に入り込んでしまう野良猫もいます。

しかも
その家だけでなく、

別の家でも同じように出入りしている場合もあります。


まれなことではありますが

野良猫なのに
セカンドハウスまであるとは・・

驚くべき処世術!



でもこんな生き方
野良猫だけではないのです。

飼い猫の中でも見られます。


家の中と外、自由に行き来している猫の場合
いつでも自分の好きなところに行けます。

ですので
自分の家より、よその家が気に入ると
しょっちゅうそこにお邪魔することになるのです。

自分の家の居心地が悪ければなおのことそうなります。

この居候猫がその例です。
   ↓


2017-09-24_060536.png



この白猫の家には全部で5匹の猫がいます。

しかし
この猫はほかの4匹と相性が悪いようで、
なぜかいつもいじめられてしまうのです。

5匹の猫は血のつながりがあるはずなのですが、
血縁と相性は別物のようです。


朝、4匹にいじめられて家を飛び出し、
夕方、飼い主が名前を呼びながら探し回って
やっと家に連れ戻す、という毎日でした。

たまたま引っ越してきた隣家の住人が猫好きで、
この白猫に声をかけたのがきっかけとなり、

白猫は隣家の住人になついてしまいました。



じつは隣家の住人とは私であり
当ブログの管理人です。


隣家の猫事情を聞いた私は白猫が哀れになり、

エサをあげたり、
遊んであげたりしているうちに

白猫は我が家に入るようになりました。


そして
膀胱炎になっていることを知り、
我が家の猫と一緒に病院へ連れていくに及んで、

ついに白猫は 我が家の居候となったのです。




今のところ白猫は
自宅に戻りたい気持ちは無さそうです。

飼い主と相談して

膀胱炎が完治するまでしばらくは
居候として預かることになりました。


そんなわけでこの白猫は
自分で住む家を選んだ稀有な例となったのです。








タグ:家 選ぶ
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猫も家出することがある、なぜか? [猫の生活]

「飼い猫が家を出て帰ってこない!」
たまにこんな話を聞きます。

数日後に
「帰ってきた~!!」
という報告を聞くことが多いのですが、

中にはそのままずうっと帰ってこない例もあります。


もしかすると
何らかの事故にあい死亡したのかもしれません。

あるいは
『猫の家出』かもしれません。

猫も家出することってあるのです。

単なる外出なのか、家出なのか、
猫の事情はさまざまのようです。

ここで
猫が家を出て帰ってこない理由を考えてみましょう。





猫が家出する理由は大きく分けて次の4つ。
  



◆ 発情によるパートナー探しをしている

これは避妊去勢していない猫の行動。

猫は生後約6ケ月で最初の発情がきます。
本能的な繁殖行動なので止められません。

時期として多いのは、春から夏の出産に向けての準備です。

この場合、数日から数週間帰ってきません。

これを防ぐには避妊去勢するしかありません。



◆ 迷子になった

猫は好奇心旺盛。

気晴らしに出かけて、虫などを追いかけているうちに
意外と遠くまで来てしまった、ということがあります。

また、ほかの猫に追いかけられて逃げるうちに
知らない場所まで来てしまったとか。

いつもの行動範囲の外まで出てしまったため
帰り道がわからなくなることもあります。

とくに、引っ越したばかりのときは要注意です。

室内飼いだった猫が急に外に出てパニックを起こすと、
自分でも制御不能に陥るようです。


こういう場合の猫は
帰りたいけど帰れない、という状況。

飼い主が探してあげましょう。

探し方は下記に提案がありますのでご覧ください。



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◆ 体調が悪くて隠れている

猫は病気やケガで体調が悪い時、
人目につかない場所でじっとしている習性があります。

病気やケガを自分の免疫力で治そうとする本能です。

室内飼いの猫の場合は、
隅の方、奥の方の狭い所に入り込もうとします。

外に出る猫の場合は、
どこに潜むか予測できないので難しくなります。


体調が回復すれば何事もなかったかのように帰ってきます。

しかし最悪の場合、
そのままそこで死ぬことになります。

「猫は死ぬとき姿を隠す」と言い伝えられているのは
こういうことなのです。



◆ 自宅の居心地が悪い

寝床、トイレ、食事、
猫にとって快適な環境は重要です。

猫は自分のテリトリーを大切にしたいのです。

何らかの理由でそれを邪魔されると、猫にはストレス。

そして我慢できなくなったとき 猫は家出を考えるようです。

例えば

新しく子猫が来た、とか
若夫婦に子供が産まれた、とか

飼い主の関心が自分から離れた!

ということは、自分は不要になった!
辛く悲しい気持ちに苛まれます。

猫にも感情があるのです

その猫を愛していること、
大事に思っていることを、

猫に伝わるように言葉と行動で表しましょう。


まれに
飼い主の虐待が原因で家出する猫もいるようです。


多頭飼育の場合は
猫同士の勢力争いが原因となることもあります。



我が家の居候となった隣家の白猫はその例でしょう。
     ↓


2017-09-24_061252.png




では
自宅の猫が家を出て帰ってこないとき
どう探せば良いでしょうか?




一般的に猫の行動範囲は半径200mから広くて500m

まずは自宅近辺をくまなく探します

近所の庭や物置、車庫なども許可をいただいて探します。

怯えて隠れている場合、
それほど遠くない場所で見つかることがあります。


それと同時に
次のことを行なってみましょう。
   ↓

● ポスターやチラシを作り、
  近所のお店や動物病院に張らせていただく。

● 地域の保健所や警察に問い合わせる。
  遺失物届けを出す。

● SNSで呼びかけて、拡散してもらう。

● 地域の動物保護団体に問い合わせしてみる。










タグ:猫 家出
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外猫には必ずノミがいる! [猫の生活]

猫にはノミがいて当たり前、という考えは昔の話。

今やきちんと管理されている室内猫には、ノミがいません。


しかし

野良猫や外に放し飼いになっている猫には 必ずノミがいます。




当然ながら、生まれて間もない子猫でも
外に置かれるならノミが付きます。

箱に入れて捨てられていたこの子猫たちにもノミがいました。

まったく体をかいたりしないのに、
痒い気配すらまったくなかったのに、

じつはたくさんのノミがいたことに気付いたのは
保護して3週間ほど経ってからでした。


IMG_5050.JPG



ここで
ノミについて確認しておきましょう。


ノミは、動物が吐く二酸化炭素に反応して宿主を探しあて、動物や人間に寄生します。

ノミは宿主の血液を栄養分としますが、吸血されたとき、ノミの唾液に含まれる成分によって、全身に激しいアレルギー反応が引き起こされます。これがアレルギー性皮膚炎に繋がるのです。

ノミの活動時期は一般に春から秋にかけての半年で、この間定期的に駆除、予防することが大切になります。

ノミは湿気が多いところを好むので、
とくに梅雨から夏に繁殖しやすいです。

冬の時期はノミを見かけないという説もありますが、
冬でも部屋は暖かいので、室内に繁殖してしまった場合は年中出現します。



通常ノミやダニは草むらに多く生息していて、簡単に動物の体についてしまいます。
ですので放し飼いの野良猫には必ずノミがいるのです。



室内飼いの飼い猫であっても安心はできません


もし犬を飼っている家ならノミやダニがつきやすいです。

犬は猫と違い定期的に外を散歩をするので、
ノミやダニを家に持ちかえってしまいがちです。


そのノミが猫に寄生します。

猫と犬が同居しているならしっかりした対策が必要です。


では
猫にノミがついているかどうか
どうすればわかるでしょうか?

ノミは小さくて動きが素早いため、そのまま目視で見極めることは難しいです。
とくに毛の長い猫はノミがついているかどうか判断が難しいです。

体毛にノミの糞を見つけて初めて気づいたりします。



判断材料として
猫がこんな行動をしていたら注意して体を見てみましょう。

・寝ていた猫が突然むくっと体を起こし、
後ろ足で蹴るようにしてせわしなく体をかいたりなめたりする。

・体の毛を噛むかのようにして毛づくろいする。

・猫の体毛をかきわけたとき、黒い粒が見える。(ノミの糞)

・猫が寝ていたところに黒い粒が落ちている。


上のような行動をとっているとしたら、ノミやダニが付いている恐れがあります。


事前のノミ対策は?


ノミやダニが好む場所はホコリやチリ。
徹底的にお掃除することが重要な対策法です。

猫の体にノミやダニが居た場合、おうちにも生息しているということを意味します。

ホコリやチリなどがたまりやすい部屋の隅や、普段見逃しがちな場所をクリーナーで吸いとります。


その際に、掃除機のフィルターも小まめに取り替えることが大切になります。
そして、そのフィルターは早めにゴミに出しましょう。


そしてもう一つ注意したい大事な点として
部屋の換気を定期的に行なうことです。

ノミやダニは湿気を好むので、住みやすい環境を与えないようにしましょう!

それと、熱に弱いので、
とにかくカーテンを開けて部屋にお日様を入れた方が良いです。

畳やベッドに太陽を当てることで殺菌効果が期待できます。



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それでも
ノミが現れる場合はあります。


発見した猫ノミを取り除くにはどうすれば良いでしょうか?


猫のノミとりで重要なポイントは以下のとおりです。


ノミ取り用のクシで取り除く

ノミ取りをするときには、手を使ってつぶさないようにします。
雌の場合、つぶしてしまうとノミの卵が周辺に飛散してしまうこともあるそうです。


完全に駆除するには、手でつぶさないで、クシを使いましょう。

ノミというのは案外簡単に、クシで取り除くことができるものです。
ノミ取りには、目の細かいノミ取り専用のクシを使うことをオススメします。


猫の毛を短くカットする

短毛の猫は、表面的にノミやダニが居るかどうかわかることが多いかもしれません。
その一方で、長毛の猫はちょっと見ただけではわかりません。


その結果、発見が遅れてしまって、病気になってしまう可能性もあります。

お風呂に入れて、丁寧に洗ったつもりでも、すべてのノミを駆除するのは困難です。


最も手軽にできるのは、猫の毛を刈ってしまうこと。


これはノミやダニが発見された後でも、有効な対策方法と言えます。
毛を刈るときは、人間の為のハサミは使わないように気を付けてください。

市販のペット用ハサミや、バリカンを使いましょう。

大概の猫は暴れると思われるので、十分に注意した上でトライしましょう。
初めてやるのであれば、猫を押さえておく人と、毛を刈る人に分かれてやった方が安全でしょう。


シャンプーする


まずは毛を水かぬるめのお湯で洗います。
頭からお尻にかけて丁寧に洗ってください。


その後、シャンプーをつけてさらによく洗います。

そして、しっかりと念入りにすすぎます。

シャンプーが残らないように気を付けましょう。



動物病院に行く

ノミやダニが元となる病気は思いの外多いそうです。
自分で判断しないで、まずは病院で診てもらいましょう。

ノミ・ダニに起因する代表的な病気は

・耳疥癬(疥癬)
・ノミアレルギー性皮膚炎
・外部寄生虫症

これらは素人が判断するのは困難です。


獣医師に判断を仰ぎ、薬などを処方していただきましょう。
市販の薬よりは安心できると思います。



では

猫の健康を守るため、きちんとノミ対策をしていきましょう。







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猫の運動不足どうする? [猫の生活]

室内で飼われる猫はどうしても運動不足になりやすいものです。

自分で運動不足を解消しようとして走り回ったり、ほかの猫と追いかけっこしたりする
のをよく見かけます。

飼い主としても、できるだけ運動不足にならないようかまってあげたり、何かと気遣っている人も多いと思います。



ちなみに我が家の猫たちは
こんな運動をしています。
(レーザーポインターを追ってます)


2017-09-25_211435x.png



では
猫の運動不足

具体的に
次のような兆候が見られたら、運動不足問題と言えます。



●肥満、過食

いうまでもないことですが、肥満は運動不足の代表例。もちろん与えるエサの量も大きく関係していますが、それに加えてそれらを消費する運動量も不足しているということです。

さらに飼い主があまり猫にかまってあげられなかったり、一頭飼いの猫でひとりで遊ぶことが苦手な猫の中にはお腹がすいているから食べるというのではなく、やる事がなくて暇だから、楽しみがご飯しかないから食べる、という場合もあります。

肥満はいろいろな病気を引き起こす要因となりますので大きな問題です。


●不安定なグルーミング

リラックスしているタイミング、食後やトイレの後などのグルーミングは問題ありませんが、猫はストレスや不満がある場合にもグルーミングを行います

日頃の猫達の行動の仕方を見守り、いつもよりやたらにグルーミングの回数が多かったり、逆に少なかったりする場合は、運動不足やストレスに起因すると推測されます。


●他の猫に八つ当たりする

ストレスでイライラしている時に、ちょっとした刺激で破裂したくなるのは人間も猫も同じ。多頭飼いの場合、他の猫に八つ当たりして猫パンチしたり追いかけまわしたりすることがあります。


●家具などを破壊する

十分な運動を行なっていない猫はそのストレスを発散する必要があります。その対象となるものは、猫としては何でもかんでもお構いなしです。


●無気力なうつ状態

十分な運動をしていないと、猫の中には食欲がなくなったり、なんとなく無気力になってしまう場合があります。

それが高じると衰弱したり病気になってしまうおそれがありますので非常に深刻な兆候です。




猫が運動不足になるかならないかは、つまるところ飼い主次第
健康で長生きしてもらうため、飼い主はいろいろと工夫して、運動不足解消の手助けをしたいものです。



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猫の運動不足解消法としては
一般的に次のような対策が考えられます。



●ねこじゃらしを活用


どんな猫も大好きなねこじゃらし。運動不足の問題解決には、最高に効果的なグッズです。 飼い主と一緒に遊べるので猫も大満足。猫と飼い主のコミュニケーションツールとして最もお勧めです。

ひとくちにねこじゃらしといっても、猫にも好みがあるようで、 紐やリボンが付いているもの、 獣毛や鳥の羽が付いているものなど、いくつか用意してみましょう。

飽きてきた ねこじゃらしでも、ほんの少しマタタビを振りかけるとまた変わって、猫は大興奮間違いなし。



●キャットタワーを活用


猫は、高低差のある動きをするのが大好きな生き物です。 家の中に階段でもあればそれを利用できますが、階段がないのであればキャットタワーを設置してあげて、 運動不足を解消すると良いでしょう。

キャットタワーも、ただ配置するだけでなく、 オモチャやパンチできる小道具を付け足すと、より運動不足解消の効果を上げることができます。

しかし、 猫は飽きっぽい性格ですので、 たまにキャットタワーの方向や、アクセサリーを取り換えてあげましょう。
上り下りするアングルが変わるだけでも良い刺激になり、 少し飽きてきたキャットタワーが 再び運動不足解消に役立つ道具に変わります。



●猫を増やす


一頭飼いだった場合、猫の運動不足解消の方法として、多頭飼育にすることもあり得ます。 なんといっても、家族猫が増えると、一匹だけの時よりも運動量が当然アップします。

じゃれあったり追いかけっこをしたり、必然的に運動不足は解消されるようです。

ただし、家族を増やすことはそうそう簡単なことではありません。 猫同士の相性や飼い主の経済的な部分など、余す所なくクリアできるかどうか、 しっかり検討することが必要です。








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猫エサはドライかウェットか [猫の生活]

猫エサ、どれにしようかと迷うことがありますか?

大きく分けると、ドライフードとウェットフードの二種類になるますが、
たくさん並んでいるとどれが良いかわからなくなったりしますね。


猫の年齢や健康状態に応じて選ぶ必要がありますが、
まずはドライとウェットそれぞれの特徴をつかんで考えることにしましょう。




『ドライフード』

ドライフード、いわゆるカリカリは猫に必要な栄養を適正なバランスで配合したご飯です。

総合栄養食と定義されている物は、それと水だけを取り入れていれば必要な栄養がきちんと取れるので、非常に便利です。

価格もウェットフードと比較するとお手頃価格で日持ちしますので、買いやすく与えやすいのも利点です。

しかし、栄養成分が凝縮されているだけに、パッケージに記されている目安量を守らないと、容易に太り過ぎに悩まされてしまうことになります。

また、水分量が少ないので必ず水を飲ませなければならず、尿路結石などの病気を起こしやすくなってしまうこともあります。これは、家の一カ所に限らず、様々な場所にお水を置くことで解決できることですが。

総合的に栄養バランスに優れているため、年代別用、室内猫用、尿路結石予防用、毛玉ケア用、肥満防止用などさまざまな種類が市販されています。




『ウェットフード』

ウェットフードにも総合栄養食と呼ばれているものがありますが、1食分の量はドライフードの2倍くらいになります。
これは栄養成分が凝縮されているドライフードとは異なって、素材そのままの栄養が生かされているためなのです。

また、ウェットフードは75%程度が水分ですので、ほかに水をほとんど摂取する必要がなく、尿路結石ができにくいと言われています。

また、原材料本来のニオイが強いため、食欲をそそるのもメリットです。そのかわり、やや割高で日持ちもしないため、ドライフードと併用して与える場合が多いようです。


ドライとウェット、どちらが良いのか?


あればあるだけ食べてしまうというような猫に関しては、
ウェットフードで満足感を与えながらカロリーを制御すると良いかもしれません。

食が細い猫は、ドライフードにお好みのおやつなどをトッピングしてあげるとよく食べてくれます。

しかしながら、

どちらのフードにもプラス面とマイナス面があるので、両方を代わる代わる与えながら、
猫にも食べる楽しみを与えてあげると良いかもしれません。


食のこだわりの強い猫は、自分が好んでいるご飯以外は何も食べないという場合もあります。

しかし、病気などいざというときはどうしても別のご飯を食べなければいけない場合もありますので、
早い時期から、いろいろなご飯を試しておくのが良いと思われます。



ちなみに我が家の、胃が弱くて吐きやすい猫の場合、
一時的にウェットをすりつぶして食べさせました。



では次に
年代に応じたフードの選び方を考えましょう。



<子猫の場合>

猫は生後3週間前後から離乳期に入り、2~3か月頃に離乳期を終了します。

そこで次に与えるフードについてですが、ドライフードの方が子猫には向いています。

理由としてはドライフードの方が栄養バランスがとれていること、
一度にたくさんの量を食べられない子猫にとっては開封後も保存のきくドライフードのほうが適していること、
歯磨き効果があること、
等が挙げられます。


子猫は成猫よりも摂取カロリーを多く必要としており、子猫の時期に摂取した栄養によって、それ以降の健康状態が大きく影響を受けます。

そこでドライフードによってバランスよく栄養摂取させることで、健康的な身体づくりにつなげることができるというわけです。


また子猫は成猫とは異なり胃袋が小さいため、一度に多く食べることができません。

そこで、開封後も保存のきくドライフードを与えることにより、数回に分けて食べられることになります。

ただし、猫によっては硬いドライフードを噛み砕けないということもあるので、その場合は、ドライフードをお湯でふやかすかウェットフードと混ぜて与えると良いようです。



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<成猫の場合>

成猫とは生後1年~6年の猫の事を言います。

成猫は多くの栄養を必要とする子猫と比較して体も成長し終えているので、必要カロリーは低減します。

そういうわけで、成猫に与えるフードはドライとウェットの使い分けが良いようです。


子猫と比べて必要カロリーが減るとはいえ、栄養バランスを取ることは必要です。

そこで総合栄養食のドライフードを与えながら、たまにウェットフードを与えることで猫の嗜好性をみたしてあげることができます。


猫によっては、ウェットフードの方を好んでドライフードを食べなくなることもあるので、様子をみながら適宜バランスよく与えることで健康状態を保つことができます。



<老猫の場合>

生後6年を過ぎた老猫は身体に衰えが出現するので、健康面での気配りの他与えるフードの調整も必要になるものです。

それを踏まえて、老猫に与えるフードはウェットフードを中心に与えるほうが良いと思います。

理由としては、
噛む力が衰えてきてドライフードを噛み砕けなくなってくる猫が多くなってくること、
自分自身で水分を取る量が低減されるため、水分含有量の多いウェットフードで水分を補う必要があること、
などが挙げられます。


ただし、前述したようにウェットフードのみでは栄養バランスが取れない場合もあるので、
必要に応じてドライフードを混ぜたりふやかしたりして与えると良いでしょう。

もちろんドライフードを食べられているのであればそれを与え続けても差し支えありません。
老猫用のエサがあるので、そちらを選択すると良いでしょう。


最近のキャットフードは、飼っている猫の健康状態や年齢に合わせて様々なものがあります。

ただ、そこで大切な事は、一概に表示されている年齢などで与えるフードを決めるのではなく、飼っている猫に合わせて与えるフードを選ぶことです。




キャットフードを選ぶ際に注意したいポイント

原材料が記載されているか

キャットフードを選ぶ際には原材料を見て、アレルギーが含まれるものがないか、健康に害が生じるものが含まれていないかチェックすることが必要です。

まれに原材料がきちんと記載されていないキャットフードがあるので、そういうものは避けましょう。


原材料の最初に穀物類が記載されているか

猫は元々、穀物を食べる動物ではないため、穀物のタンパク質をうまく消化できないのです。

原材料は含有量の多い順に記載されているので、原材料の最初にとうもろこしや米などの穀物が記載されているものは避けた方が賢明です。

できれば穀物を使っていないグレインフリーのフードを選ぶのが望ましいです。


賞味期限の長さを見る

賞味期限が長いフードは、それ相応の保存料や酸化防止剤などが添加されているのです。

原材料の詳しい見方がわからない場合でも、賞味期限が長いフードは控えてください。


4Dミートや肉副産物が含まれているか

4Dミートとは、動物園などで死んだ動物の肉、スーパーなどの廃棄処分品、病気にかかった動物の肉、人間が食べられない肉のこと。

原材料では、ミートミール、マグロミール、ラムミール、カツオミール、肉骨粉、肉副産物、家禽副産物などという表示で記載されています。

中には「人間が食べても安全」と書かれている、安全なミールを使っているフードもあります。原材料の確認は大切です。


どのような添加物が含まれているか
キャットフードに含まれる添加物としてとりわけ危険性が大きいのは、枯葉剤としても使われた「エトキシン」、発がん性が疑われる「BHD(ブチルヒドロキシアニソール)」「BHT(ジブチルヒドロエキシトルエン)」「亜硝酸ナトリウム」。これらが使われているフードは当然避けた方が無難です。

他には、肝臓の損傷を引き起こす疑いがある「没食子酸プロピル」、安全性の確認ができていない「グリシリジン・アンモニエート」「赤色3号」などの着色料。これらの添加物が大量に含まれているフードは避けましょう。








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