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猫が “ふみふみ” “チュパチュパ” する理由 [猫の生活]

猫が前足を「ふみふみ」するしぐさのわけとは何か?



猫が毛布や布団などのフンワリ柔らかいものを「ふみふみ」したり、

手(前足)を「グー、パー」と握ったり開いたりしている姿を見かけたことはないでしょうか?


この様子から考えれば自分の寝床を用意するために必要な準備さながらに見えます。



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じつは、その行為は、猫が赤ちゃんの時に母猫のお乳を飲む時

前足で「ふみふみ」しなが飲んでいたときの名残なのです。



子猫は、

母猫のお乳を飲んでいた時みたいに心地良い状態になると前足を「ふみふみ」するようになります。


ですので、毛布や布団などの柔らかくて、温かいものに接すると心地良い状態になり、

お乳を飲んでいた時の感覚を思い出して、

前足を「ふみふみ」するわけです。


そして、寝ている時に前足を「グー、パー」する場合も、

安心しきっている赤ちゃんの時のような気持ちの良い状態になっているのです。



しかしながら

全然、「ふみふみ」しない猫もいるのです。

どうしてでしょうか?



じつは

すべての猫が温かく、柔らかいところで「ふみふみ」するわけではないのです。


2~3歳あたりまで、ひんぱんにやる猫もいれば、まるっきりやらない猫もいます。

そして、10歳を過ぎていてもやる猫もいます。



この違いは、

その猫が母猫と離れる時機が早い場合には

「ふみふみ」することが多くなると言われているようです。

確証があるわけではないのですが・・・



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そのような理由で、家猫の場合はずっと幼児性を失うことがないみたいです。

家猫は基本的に、飼い主の前では いつまでも子猫のままで甘えたい気持ちでいるのです。



ところで

柔らかい毛布だけでなく、人の指や耳など柔らかいところを「チュパチュパ」吸う猫もいます。


これはどうしてでしょうか?


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この行為も、前足を「ふみふみ」するのと同じで

母猫のおっぱいを飲んでいた時を思い出してやるしぐさなのです。

人間の赤ちゃんが「おしゃぶり」をするのと一緒で、

柔らかいものを「チュパチュパ」と吸っているのです。

この行為は、たいてい眠くなった時にすることが多いようです。




さいごに


飼い猫の、温かくて柔らかいものにする「ふみふみ」。

毛布やセーターな、人の手などに甘えてする「チュパ、チュパ」。


飼い主に甘えていると思えば、

好きなだけやらせてあげたくなるのですが、

毛布やセーターなどの繊維物を食べてしまうと、

繊維が腸に詰まってしまう可能性があるので注意が必要です。








猫はなぜ猫草が好きなのか? [猫の生活]

猫草とは、猫が食べる草。
猫草という品種があるわけではなく、猫用の草として使用されている総称です。では、一般的に認知されているネコ草にはどのようなものがあるのでしょうか?

燕麦(エンバク)
イネ科の穀物で、シリアルコーンやビール、ウィスキーの原料でもあります。

小麦や大麦の若葉

どちらも、イネ科で背の低い草、これが猫草になります。


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猫が猫草を好んで食べる理由は何か?



理由は諸説ありますが、はっきりとは解明されていないようです。


いくつかの推測できる理由としては↓

●毛玉を吐くため
猫草が、胃の中を刺激して嘔吐を引き起こし、毛球を一緒に吐き出しているのではないかと考えられています。


●便秘予防のため
猫は基本的に、元来肉食なので便秘になりやすいです。便通を良くするために、猫草に含まれた食物繊維を摂取しているのではないかと言われています。


●嗜好品として
嗜好品として食感を楽しんでいるという説があります。


●ビタミン補充
猫草には葉酸が含まれています。葉酸はビタミンの一種で、赤血球の生成に必要なビタミンです。



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このように、体内環境を整えるために猫は猫草を食べると言われています。


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しかし
実際には全ての猫が猫草を食べているわけではありません。

猫草を食べる猫もいれば、全然食べない猫もいるのです。
食べないからといって体に悪影響が出るかというと、そうでもないそうです。


それでは、猫にとって猫草は本当に必要なものなのでしょうか?
動物病院の獣医師が沢山の猫を観察して以下のような見解を出しました。


食べる猫と食べない猫がいる。

食べても食べなくてもどちらでも問題ない。

害もなければ、体に良い訳でもない

毛玉を吐く猫は草を食べなくても吐くし、吐かない猫は草を食べても吐かない。



結局のところ、猫草を食べるかどうかは、猫によってさまざまなのです。


猫それぞれに効果が違うので、猫草が絶対必要というより、猫にとって猫草の効果はそれぞれ違うということになるようです。








猫の爪とぎやめさせるには、やはり爪とぎで? [猫の生活]

猫は本能的に爪とぎが好きです。

本能である猫の爪とぎ自体をストップさせることは出来ないのですが、「爪とぎをしてほしくない場所での爪とぎをやめさせる」ということを考えなければなりません。

では、ある特定の場所(じゅうたん、畳、カーテン、障子、家具、壁紙、柱など)での爪とぎをやめさせるにはどういう方法を取ればよいのでしょうか?

代表的な方法は以下のとおりです。




●爪とぎ器を置く


猫の爪とぎ予防は、猫が不適切な場所で爪を研ごうとしたタイミングで、用意していた爪とぎを充てがうこと。  猫が家の中でガリガリと爪とぎしだしたら、あらかじめ用意しておいた爪とぎ器をすかさず猫の爪の前にあてがったり、前もって設定しておいた爪とぎ場所に連れていくのです。


「こっちの方がいい!」と思ってくれたら成功。「やっぱり柱の方がいいなぁ」と思われたら、今度は素材を変えてチャレンジ。猫のお好みが分かるまでは試行錯誤です。

 なお、猫にとっての爪とぎは「自己報酬的行動」と言って、その行動自体がごほうびになるような気持ちのよいものです。適切な場所で爪とぎができたからと言って、特別なごほうびをあげる必要はありません。

また、望ましくない場所で爪とぎをしたとしても、怒ったり鼻ピンしたりはしないで下さい。猫が自主的に「こっちの方がいい!」と、爪とぎを使ってくれるときまで辛抱強く待ちましょう。


ちなみに我が家の猫たちは市販の爪とぎも大好きだが、手作りの爪とぎをおいてみたらこれも大好評だった。



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それ以外の困った爪とぎの予防法は以下のような方法もあります。

●爪とぎでカバー


触れてほしくない場所を爪とぎでカバーするという逆転の発想。

ソファーの縁などをカバーできるマット型爪とぎ  猫が柱などで爪とぎをしてしまう場合など、その柱自体に爪とぎを立てかけておけば、否が応にもその爪とぎを使うことになります。

近頃では商品も多様化しており、マット状に広がるものやポスト型の爪とぎなどが発売されています。



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●障害物を置く


腰壁を配置して壁と猫の爪を物理的に阻止する方法もあります。  
猫が家具で爪とぎをやってしまう場合など、家具の前にマガジンラックや観葉植物などの障害物を置いてしまうことで、爪とぎを諦めるようにさせます。


●忌避剤または保護シートの利用


 市販されている「忌避剤」を、爪とぎをして欲しくない場所に塗るという方法もあります。
粘着テープやガムテープを貼るという方法は、そこをガリガリする猫もいるのであまり効果的ではありません。また、最近では爪とぎ保護シートなども販売されており、これは効果的です。




●爪キャップをする


爪キャップは、爪切りした後の猫の爪にかぶせるプラスチック製のカバー。
月に一回程度の交換を要するため、手をつかまれてもおとなしくしている猫にあっています。

しかし、おとなしくしている猫なら、爪切りの方が簡便かもしれません。


●定期的に爪切りをする


猫が万が一望ましくない場所で爪とぎをしても、爪きりして先端の鋭利な部分を前もって除去しておけば、その被害を最小限に押さえることができます。








猫にとってパソコンとは? [猫の生活]


猫を飼っている人なら、だれもが一度くらいは経験したことがあるのは、パソコンのキーボードの上に猫が乗ってくること。

なぜこんなにキーボードが好きなのだろうか?


起動していないパソコンには興味を示さないのに、電源を入れキーボードをたたきはじめた途端、邪魔だてしにくる。飼い主にとっては困ったような嬉しいような猫のこの行動には少しばかりワケがある。




まず、カーソルやスクリーンセーバの動きに興味を引かれていることがある。

特にカーソルの動きは虫が飛ぶ動きを連想させるため野生の本能が刺激されるようだ。
キーボードを打つ飼い主の指にじゃれてくる猫もいる。


次に、テレビの上同様、起動中のパソコンは暖かいということ。


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パソコンの熱がキーボードにも伝わりぽかぽかして気持ちがいいらしい。
お昼寝には絶好のスポットなのかもしれない。



そしてもうひとつ大きな理由が飼い主の気を惹きたいということ。

猫がキーボード の上に乗れば飼い主は当然、猫を抱き上げ床におろす。

猫にとって、そんな飼い主の行為は自分をかまってくれたことを意味するため、また同じことをしてほしくてキーボードを占領するのかもしれない。


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しかし、これは少数飼いの場合に当てはまること。


多頭飼育となれば、猫にも十人十色の性格があるので必ずしもこうとは言えない。

まったく興味を示さず無視する猫もいる。




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