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猫にワクチン接種は必要不可欠! [猫の病気]

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猫を飼っている人なら、
ほとんどの人がワクチン接種は必要不可欠!
であることを知っています。

では
どんな病気のためのワクチンなのか、

3種とか5種とかいうけれど
何と何が組み合わされているのか、

具体的に説明するとなると
ちょっと言葉に詰まったりして・・・


必要不可欠なものなのですから、
きちんと調べておくことにしましょう。





ワクチン接種の目的

病原体の毒性を無くしたか、あるいは毒性を弱めたものを、
動物の体内にあらかじめ注入することで体内に抗体を作ります。

この抗体つまり“病原体を攻撃する防御システム”
感染症にかかったときの症状を軽減してくれるのです。



ワクチンの種類

猫が最もかかりやすい感染症は
●猫ウイルス性鼻気管炎
●猫カリシウイルス感染症
●猫汎白血球減少症

3種ワクチンはこの3つの組み合わせで、
最低限受けるようすすめられています。


さらに慎重を期する場合は
4種から7種までの組み合わせがあります。


4種ワクチン
 上記3種に加えて
 ●猫白血病ウイルス感染症

5種ワクチン
 上記4種に加えて
 ●クラミジア感染症

7種ワクチン
 上記5種に加えて
 ●猫カリシウィルス(3種類)


料金は動物病院によって多少異なりますが、
大体
3000円から8000円ほどになります。



ワクチン接種の時期と回数

子猫にワクチンを接種する際は、
受動免疫が切れたタイミングで行うのが良いとされています。

受動免疫とは、異物を排除する抗体を母猫から初乳経由で受け取ることで、
生まれてから8~12週間だけ機能する期間限定の免疫力。

しかし、捨てられた子猫の場合
はっきりした生年月日はわかりません。

そこで動物病院では
体重が800gを超えた時点を目安にしています。



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回数は
子猫なら2回

1回目接種の後、3~4週間後にもう一回。
その後毎年一回接種します。

成猫であれば、年一回の接種です。

接種後、抗体ができるには2~3週間かかります。



ワクチン接種の注意点

ワクチンを接種したからといって、
病気を100%予防できるわけではないこと、

またいくらかの注意点があることを覚えておきましょう。


ワクチン接種の前には獣医師の健康診断を受ける必要があります。

下痢をしていたり、食欲がなかったり、体調に何らかの不安がある場合は、
獣医師はワクチン接種の延期をすすめます。
妊娠していたり、子猫に母乳を与えている最中のときも同様に延期です。

獣医師の問診と触診、体温測定、心音聴診、内部外部寄生虫の有無を検査。
そして、問題がないと獣医師が判断を下したときに、ワクチン接種を実施します。


毒性を弱めてあるとはいえ、ワクチンはあくまで「異物」。
「副作用・副反応」が現れる場合もあります。

接種後丸1日程度は、シャンプーや過激な運動を控えるようにしましょう。

元気がなくなったり、食欲がなくなったりする猫もいますが、
24時間以内に収まるようであれば、許容できる範囲の副作用と思われます。





ワクチン接種の副作用で一番恐ろしいのは、
アナフィラキシー・ショック』と呼ばれる過激なアレルギー反応。

これは体内に入ってきた異物に対して免疫機構が過剰に反応してしまい、
生命に危険を及ぼしてしまう現象のこと。

0.01~0.05%程度の割合で発生すると推計されています。
呼吸困難、嘔吐、けいれん、血圧低下などの症状を起こします。

アナフィラキシーを起こした場合は、
早急に治療しないとショック死する可能性があるので、
接種後30分程度は病院内や病院の近くに待機していた方が無難かもしれません。










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