意外と多い猫の便秘、対策しないと大変なことに! [猫の病気]
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“便秘”といえば
“女性の悩み”と連想されるものですが、
意外と“便秘の猫”も多いのです。
人も猫も基本的に1日に1回は排便するものですが、
2~3日出なければ便秘ということになります。
猫が便秘になると
何度もトイレに行くようになります。
排泄ポーズをとっているのに、
便が硬いためなかなか出ない。σ(´ x `;*)・・・
長い時間トイレでがんばったのに、
やっと出ても細い便だったり、硬くころころとした便だったり。
我が家の便秘猫は
「出ない~ッ!」とわめいていました。
長期にわたってこんな便秘が続くと、 体内にたまった便が内臓器官に悪影響を及ぼします。
結果として食欲不振や嘔吐、皮膚や目の黄疸
などの症状がみられるようになります。
さらに重症化すると巨大直腸症になったり
腎臓がダメージを受けて、
最悪の場合は死に至る可能性もあるのです。
たかが便秘と侮ることはできません。
原因を知って、それに応じた対策をとりましょう。
まずは、どんな猫が便秘になりやすいのかというと
↓
●10歳以上の高齢猫
●普段から小食で偏食な長毛種
●ドライフードを好まず、ささみや缶詰を主食としている
●普段から水分摂取量が少ない
●多頭飼育の家で常にストレスを抱えている
●避妊去勢の手術後体重が増加し肥満になった
●長期にわたり抗生物質等投与の治療を受けた
●あまり運動せず、ゴロゴロ寝てばかりいる
こんな生活の猫たちは便秘になりやすいのです。
さらには
次のような体の機能的問題もあります。
●遺伝
マンクスなど、短いしっぽが特徴の品種においては、
仙骨や尾骨の先天的奇形が発生することがあります。
その結果、骨盤周辺の神経系に不具合が生じて便秘を起こす。
●結腸の閉塞
便を通過させる結腸の中に障壁があり、便通がブロックされてしまう。
●蠕動運動の低下
結腸の蠕動運動が弱まり、便をスムーズに移動できない状態となる。
高齢猫や巨大結腸症の猫などに多い。
●排便時の痛み
体の機能は正常であるものの、痛みがあるために排便できない状態。
これは、肛門や直腸の狭窄、肛門周辺の傷や肛門嚢炎、
直腸内の異物、骨盤や後足の骨折、腫瘍、脱肛などが原因です。
以上のような機能的問題は
動物病院の診断によって詳しくわかります。
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では
便秘で苦しむ猫のために
それぞれに応じた対策をとりましょう。
↓
◆ フードを変える
食物繊維の多いフードにすることで、
便をやわらかくし、腸の蠕動運動を促します。
ロイヤルカナン 消化器サポート(可溶性繊維)
または、ヒルズのw/d などが良いでしょう。
◆ 水分をとらせる
水分が少ないと、ウンチが固くなってしまいます。
いつでもきれいな水を飲めるように置いてあげましょう。
寒い冬場は飲みやすいぬるま湯にします。
あまり水を飲まない猫には、スポイトやシリンジで、
口の隙間から少しづつ舐めさせるように注入します。
◆ 整腸薬やサプリを利用する
人間用の「ビオフェルミン」がよく効くようです。
少量を砕いてフードに混ぜて与えます。
病院で処方されるモニラック(ラクツロース)も効きます。
また、オリゴ糖や猫用ヨーグルト・ミルク、
ガスモチンなども利用してみると良いかもしれません。
◆ お腹マッサージ
猫のお腹を優しく揉んであげましょう。
◆ ストレス管理
猫はじつは繊細な生き物です。
多頭飼育であまりかまわれない、
あるいは逆にかまいすぎ、
トイレが少ないかまたは汚い、
何かしら飼い主に不満があるかもしれません。
思い当たることがあればそれに対応して、
ストレスを軽減してあげましょう。
◆ 病院での輸液・摘便・浣腸
点滴や皮下注射によって輸液を行い、
猫が脱水症状に陥らないようにします。
便がすっかり固まってしまった場合、
人の指で摘便します。
それでも出し切れない場合は、
規定量の生理食塩水や薄めた浣腸薬で浣腸。
摘便や浣腸は猫の体に負担となるので、
獣医師の指示のもと適切に行なわれます。
便秘は人間にとっても辛いもの。
愛猫の辛さを少しでも軽減してあげましょう。
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“便秘”といえば
“女性の悩み”と連想されるものですが、
意外と“便秘の猫”も多いのです。
人も猫も基本的に1日に1回は排便するものですが、
2~3日出なければ便秘ということになります。
猫が便秘になると
何度もトイレに行くようになります。
排泄ポーズをとっているのに、
便が硬いためなかなか出ない。σ(´ x `;*)・・・
長い時間トイレでがんばったのに、
やっと出ても細い便だったり、硬くころころとした便だったり。
我が家の便秘猫は
「出ない~ッ!」とわめいていました。
長期にわたってこんな便秘が続くと、 体内にたまった便が内臓器官に悪影響を及ぼします。
結果として食欲不振や嘔吐、皮膚や目の黄疸
などの症状がみられるようになります。
さらに重症化すると巨大直腸症になったり
腎臓がダメージを受けて、
最悪の場合は死に至る可能性もあるのです。
たかが便秘と侮ることはできません。
原因を知って、それに応じた対策をとりましょう。
まずは、どんな猫が便秘になりやすいのかというと
↓
●10歳以上の高齢猫
●普段から小食で偏食な長毛種
●ドライフードを好まず、ささみや缶詰を主食としている
●普段から水分摂取量が少ない
●多頭飼育の家で常にストレスを抱えている
●避妊去勢の手術後体重が増加し肥満になった
●長期にわたり抗生物質等投与の治療を受けた
●あまり運動せず、ゴロゴロ寝てばかりいる
こんな生活の猫たちは便秘になりやすいのです。
さらには
次のような体の機能的問題もあります。
●遺伝
マンクスなど、短いしっぽが特徴の品種においては、
仙骨や尾骨の先天的奇形が発生することがあります。
その結果、骨盤周辺の神経系に不具合が生じて便秘を起こす。
●結腸の閉塞
便を通過させる結腸の中に障壁があり、便通がブロックされてしまう。
●蠕動運動の低下
結腸の蠕動運動が弱まり、便をスムーズに移動できない状態となる。
高齢猫や巨大結腸症の猫などに多い。
●排便時の痛み
体の機能は正常であるものの、痛みがあるために排便できない状態。
これは、肛門や直腸の狭窄、肛門周辺の傷や肛門嚢炎、
直腸内の異物、骨盤や後足の骨折、腫瘍、脱肛などが原因です。
以上のような機能的問題は
動物病院の診断によって詳しくわかります。
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では
便秘で苦しむ猫のために
それぞれに応じた対策をとりましょう。
↓
◆ フードを変える
食物繊維の多いフードにすることで、
便をやわらかくし、腸の蠕動運動を促します。
ロイヤルカナン 消化器サポート(可溶性繊維)
または、ヒルズのw/d などが良いでしょう。
◆ 水分をとらせる
水分が少ないと、ウンチが固くなってしまいます。
いつでもきれいな水を飲めるように置いてあげましょう。
寒い冬場は飲みやすいぬるま湯にします。
あまり水を飲まない猫には、スポイトやシリンジで、
口の隙間から少しづつ舐めさせるように注入します。
◆ 整腸薬やサプリを利用する
人間用の「ビオフェルミン」がよく効くようです。
少量を砕いてフードに混ぜて与えます。
病院で処方されるモニラック(ラクツロース)も効きます。
また、オリゴ糖や猫用ヨーグルト・ミルク、
ガスモチンなども利用してみると良いかもしれません。
◆ お腹マッサージ
猫のお腹を優しく揉んであげましょう。
◆ ストレス管理
猫はじつは繊細な生き物です。
多頭飼育であまりかまわれない、
あるいは逆にかまいすぎ、
トイレが少ないかまたは汚い、
何かしら飼い主に不満があるかもしれません。
思い当たることがあればそれに対応して、
ストレスを軽減してあげましょう。
◆ 病院での輸液・摘便・浣腸
点滴や皮下注射によって輸液を行い、
猫が脱水症状に陥らないようにします。
便がすっかり固まってしまった場合、
人の指で摘便します。
それでも出し切れない場合は、
規定量の生理食塩水や薄めた浣腸薬で浣腸。
摘便や浣腸は猫の体に負担となるので、
獣医師の指示のもと適切に行なわれます。
便秘は人間にとっても辛いもの。
愛猫の辛さを少しでも軽減してあげましょう。
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タグ:猫 便秘
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