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外猫には必ずノミがいる! [猫の生活]

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猫にはノミがいて当たり前、という考えは昔の話。

今やきちんと管理されている室内猫には、ノミがいません。


しかし

野良猫や外に放し飼いになっている猫には 必ずノミがいます。




当然ながら、生まれて間もない子猫でも
外に置かれるならノミが付きます。

箱に入れて捨てられていたこの子猫たちにもノミがいました。

まったく体をかいたりしないのに、
痒い気配すらまったくなかったのに、

じつはたくさんのノミがいたことに気付いたのは
保護して3週間ほど経ってからでした。


IMG_5050.JPG



ここで
ノミについて確認しておきましょう。


ノミは、動物が吐く二酸化炭素に反応して宿主を探しあて、動物や人間に寄生します。

ノミは宿主の血液を栄養分としますが、吸血されたとき、ノミの唾液に含まれる成分によって、全身に激しいアレルギー反応が引き起こされます。これがアレルギー性皮膚炎に繋がるのです。

ノミの活動時期は一般に春から秋にかけての半年で、この間定期的に駆除、予防することが大切になります。

ノミは湿気が多いところを好むので、
とくに梅雨から夏に繁殖しやすいです。

冬の時期はノミを見かけないという説もありますが、
冬でも部屋は暖かいので、室内に繁殖してしまった場合は年中出現します。



通常ノミやダニは草むらに多く生息していて、簡単に動物の体についてしまいます。
ですので放し飼いの野良猫には必ずノミがいるのです。



室内飼いの飼い猫であっても安心はできません


もし犬を飼っている家ならノミやダニがつきやすいです。

犬は猫と違い定期的に外を散歩をするので、
ノミやダニを家に持ちかえってしまいがちです。


そのノミが猫に寄生します。

猫と犬が同居しているならしっかりした対策が必要です。


では
猫にノミがついているかどうか
どうすればわかるでしょうか?

ノミは小さくて動きが素早いため、そのまま目視で見極めることは難しいです。
とくに毛の長い猫はノミがついているかどうか判断が難しいです。

体毛にノミの糞を見つけて初めて気づいたりします。



判断材料として
猫がこんな行動をしていたら注意して体を見てみましょう。

・寝ていた猫が突然むくっと体を起こし、
後ろ足で蹴るようにしてせわしなく体をかいたりなめたりする。

・体の毛を噛むかのようにして毛づくろいする。

・猫の体毛をかきわけたとき、黒い粒が見える。(ノミの糞)

・猫が寝ていたところに黒い粒が落ちている。


上のような行動をとっているとしたら、ノミやダニが付いている恐れがあります。


事前のノミ対策は?


ノミやダニが好む場所はホコリやチリ。
徹底的にお掃除することが重要な対策法です。

猫の体にノミやダニが居た場合、おうちにも生息しているということを意味します。

ホコリやチリなどがたまりやすい部屋の隅や、普段見逃しがちな場所をクリーナーで吸いとります。


その際に、掃除機のフィルターも小まめに取り替えることが大切になります。
そして、そのフィルターは早めにゴミに出しましょう。


そしてもう一つ注意したい大事な点として
部屋の換気を定期的に行なうことです。

ノミやダニは湿気を好むので、住みやすい環境を与えないようにしましょう!

それと、熱に弱いので、
とにかくカーテンを開けて部屋にお日様を入れた方が良いです。

畳やベッドに太陽を当てることで殺菌効果が期待できます。



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それでも
ノミが現れる場合はあります。


発見した猫ノミを取り除くにはどうすれば良いでしょうか?


猫のノミとりで重要なポイントは以下のとおりです。


ノミ取り用のクシで取り除く

ノミ取りをするときには、手を使ってつぶさないようにします。
雌の場合、つぶしてしまうとノミの卵が周辺に飛散してしまうこともあるそうです。


完全に駆除するには、手でつぶさないで、クシを使いましょう。

ノミというのは案外簡単に、クシで取り除くことができるものです。
ノミ取りには、目の細かいノミ取り専用のクシを使うことをオススメします。


猫の毛を短くカットする

短毛の猫は、表面的にノミやダニが居るかどうかわかることが多いかもしれません。
その一方で、長毛の猫はちょっと見ただけではわかりません。


その結果、発見が遅れてしまって、病気になってしまう可能性もあります。

お風呂に入れて、丁寧に洗ったつもりでも、すべてのノミを駆除するのは困難です。


最も手軽にできるのは、猫の毛を刈ってしまうこと。


これはノミやダニが発見された後でも、有効な対策方法と言えます。
毛を刈るときは、人間の為のハサミは使わないように気を付けてください。

市販のペット用ハサミや、バリカンを使いましょう。

大概の猫は暴れると思われるので、十分に注意した上でトライしましょう。
初めてやるのであれば、猫を押さえておく人と、毛を刈る人に分かれてやった方が安全でしょう。


シャンプーする


まずは毛を水かぬるめのお湯で洗います。
頭からお尻にかけて丁寧に洗ってください。


その後、シャンプーをつけてさらによく洗います。

そして、しっかりと念入りにすすぎます。

シャンプーが残らないように気を付けましょう。



動物病院に行く

ノミやダニが元となる病気は思いの外多いそうです。
自分で判断しないで、まずは病院で診てもらいましょう。

ノミ・ダニに起因する代表的な病気は

・耳疥癬(疥癬)
・ノミアレルギー性皮膚炎
・外部寄生虫症

これらは素人が判断するのは困難です。


獣医師に判断を仰ぎ、薬などを処方していただきましょう。
市販の薬よりは安心できると思います。



では

猫の健康を守るため、きちんとノミ対策をしていきましょう。









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